2014年度 交換留学レポート(韓国 済州大学)
文学部3回生 藤村 秋乃
こんにちは。今年の3月から韓国の済州島にある、済州大学に1年間交換留学している藤村秋乃です。今回は初めての留学レポートとなるので、済州大学に到着してからのことについてお話します。
関西国際空港から済州島までは週に3度ほど直行便が出ており、直行便を利用すると1時間半ほどで到着します。済州国際空港に到着すると、済州大学の国際支援課の先生と済州大学2年目の日本人の先輩が出迎えてくれ、車で済州大学まで連れて行ってくれました。
済州大学に到着すると、さらに今年から1年間留学する日本人の友達が出迎えてくれ、私が現在暮らしている、寄宿舎の部屋まで案内してくれました。寄宿舎は主に中国からの留学生が多数を占めています。しかし、本土から来た韓国人やヨーロッパやアジア諸国の学生が少しながら住んでいます。部屋は2人1部屋で私のルームメイトはフィリピン人でした。部屋には机、ベッド、洗面台、クローゼット、トイレ、シャワーが完備されており、広さも十分で清潔です。各階には共用で洗濯室、テレビ、冷蔵庫があり、寄宿舎内に自習室、コンピューター室、ジムがあります。また、各階の廊下にはウォーターサーバーが設置されており、きれいな冷水とお湯がすぐ手に入ります。
荷物を整理した後は、先ほどの日本人の方々が学校内を案内してくれました。済州大学は韓国で3番目に広い大学で、寄宿舎からバスの出ている正門までは歩いて20分ほどもかかります。しかし、広いだけあって、大学内にはコンビニが4件、食事できるところは10件ほどあります。大学を案内してくれた後は、トイレットペーパーなど生活用品を買いに、済州市街へ連れて行ってくれました。済州島には電車がないため、移動は全てバスとなります。ICOCAのようなバスカードを作ってもらい主要な地域へのバスの種類とバスの乗り方を教えてもらい、夜はおいしい韓国料理のお店に連れて行ってくれました。私は大阪市立大学から初めての交換留学生であり、1人で来たため不安があったのですが、とても暖かく迎え入れてくれ、安心しました。
(大学構内は緑にあふれており、春には大学中で桜が咲き誇りとてもきれいでした。)?
済州大学にはトウミという、留学生1人1人に対して韓国人の方がサポートしてくれる制度があります。私のトウミは訳あって日本人の方でしたが、韓国人の友人もきちんと紹介してくれました。翌日からはそのトウミの方と一緒に銀行口座を作ったり、外国人登録証の手続きをしたりと、韓国での生活の準備を進めていきました。
現在は、寄宿舎での生活や授業をはじめ大学生活にもすっかり慣れ、休日にはショッピングしたり、海へ連れて行ってもらったりと楽しく過ごしています。大学での授業についてはもちろん、世界自然遺産や韓国ドラマのロケ地など見どころ満載な済州島についても紹介していけたら良いなと思います。
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