シンポジウム『「真田丸」の歴史学』を開催しました
大阪市立大学は博学連携の一環として、大阪市博物館協会との共催で、シンポジウム『「真田丸」の歴史学』を平成28年12月17日(土)大阪歴史博物館にて開催しました。
? 大河ドラマでも大人気を博した「真田丸」。本シンポジウムは、第1部では、まず本学文学研究科仁木教授が、ドラマの舞台でもある豊臣時代の大坂と大坂城の意義を解明。続いて岸本教授などにより、ボーリング調査を中心に、発掘調査などによる最新の研究成果が紹介されました。第2部では、大阪歴史博物館所蔵の貴重な絵図や新たに発見された資料に基づき、大坂冬の陣の出城?「真田丸」の場所や規模を探るなど、真の姿に迫りました。そして第3部として、第1部、第2部の登壇者がパネラーとして登壇し、大坂城と真田丸について、熱い議論が交わされました。シンポジウム前日にNHKにて放映された真田丸の特集番組の内容にも触れるなど、受講者の方々にとっても大変興味深い内容でした。
? 長時間におよぶ講演、ディスカッションでしたが、非常に熱心に受講いただきました。